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第569号【帆船まつりと鍋冠山】

2019.04.24

 先週金曜(4/19)の夜7時半頃、満月が長崎市街地の東側の山からひょっこりと顔を出しました。月の真下に目をやると、そこは江戸時代の旅人が往来した長崎街道・日見峠ちかく。山の稜線を南側にたどれば、いつものように連なって鎮座する飯盛山(豊前坊)と彦山の山影がくっきり浮かび上がっていました。文化元年(1804)、長崎奉行所支配勘定役として赴任した太田直次郎(狂歌師・蜀山人)が詠んだと伝えられる狂歌、「わりたちもみんな出てみろ 今夜こそ彦さんやまの月はよかばい」。平成最後の満月も、蜀山人の感動にも似て、周囲に声をかけたくなるほど美しい景色でありました。

日見峠あたりから出た満月

市街地と港を照らす満月

 今週末からはじまるゴールデンウィークに先駆けて、長崎港では「長崎帆船まつり」(平成31 418日〜22日)が開催されました。「帆船まつり」は、今回で20回目。この時期の港の催しとしてすっかり定着しています。入港したのは、日本最大の帆船「日本丸」(2570t)をはじめ、ロシアの「ナジェジュダ」(2297t)、「パラダ」(2987t)などの大型帆船や、韓国の「コリアナ」(135t)、日本の「観光丸」(353t)、「みらいへ」(230t)の計6隻。いずれも「帆船まつり」の回を重ねる中で、長崎市民にとっておなじみとなった帆船たちです。1年ぶり、もしくは数年ぶりに入港する帆船の姿を見ると、懐かしい友と出会うような気分になります。

帆船と客船と長崎港

 長崎港の海の青さに映える白い帆。その景観のなんと美しいことでしょう。長崎が南蛮貿易港として開港した450年ほど前、入港したポルトガル船も帆船でした。そんな歴史に培われてか、長崎の港は帆船がよく似合います。夜にはライトアップされ、昼とは違った幻想的な姿に。期間中の土日には花火も打ち上げられ、大勢の人出で賑わいました。

帆船まつり

 今回、帆船を撮ろうと足を運んだのが鍋冠山(なべかんむりやま)です。鍋冠山は、南山手にある「グラバー園」の背後に位置する標高169メートルの小さな山で、山頂の展望台から長崎港を一望できます。3年前に展望台が回廊形式にリニューアルされ、より快適に眺望を楽しめるようになっています。

整備された登山道(鍋冠山)

 鍋冠山は、石橋電停近くのグラバースカイロード(エレベータ)を利用すれば、長崎観光がてら登れる山です。まず、グラバースカイロードでグラバー園の第2ゲート付近へ向かいます。グラバー園のいちばん高台にある「旧三菱第2ドッグハウス」の裏手(グラバー園外)にある小道から登山道に入ります。登山道はコンクリートの階段に整備されており、山頂までの距離を示すサインが折々に施されています。健脚なら10数分ほどで展望台に着くはずです。

道標

 展望台からは、長崎港や市街地はもちろん、対岸にそびえる稲佐山や南にのびる長崎半島の緑の山々なども見渡せます。長崎港入り口にかかる女神大橋をくぐって入港してくる帆船や大型客船を撮影するのにもいい場所です。

回廊形式の展望台

 それにしても「鍋冠山」とは、変わった名前です。その由来は、樹木がこんもりと茂った丸い山頂の形が鍋を伏せたように見えるからという説があります。港側から見上げると山の形がわかりますが、鍋を伏せたように見えるかどうかは、その人次第かもしれません。

長崎港の沖合も眺望

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