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このブログを運営しているみろくやは、昭和39年に長崎で設立されました。設立以来、長崎名産品である長崎ちゃんぽん、皿うどんを製造・販売しています。このブログでは私達の情報だけでなく、愛してやまない長崎のことも綴っていければと思います。私達を通じて、少しでも長崎に触れていただけたら幸いです。

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第577号【中の茶屋で、ほっとひと息 】

2019.08.28

 西日本付近に停滞する秋雨前線の影響で、今週のながさきの天気予報は、雲と傘マーク並んでいます。ぐずついた空模様は、台風10号がやってきたお盆の頃から続いていて、日差しが少ないこともあり、朝晩は肌寒いことも。めぐる季節は前倒し気味のようですが、9月になれば、再びきびしい残暑が到来することでしょう。夏の疲れが出る頃です。体調に気をつけてお過ごしください。

キバナコスモスと長崎港

 ちょっと、夏の日常を離れてひと息つこうと、「中の茶屋」(長崎市中小島)を訪ねました。茶室を設けた2階建ての木造家屋と、江戸時代中期の日本庭園があることで知られています。ここは、江戸時代に丸山の遊女屋・筑後屋がつくった茶屋で、当時、多くの文人墨客が訪れたと伝えられています。現在の家屋は、昭和の時代に火災で消失した後、もとの姿に近づけて新築・復元されたもの。1階は、ふすまを開ければ20畳ほどにもなる和室があり、そこから広縁越しに手入れの行き届いた庭園を見渡せます。こころ和む景色です。

中の茶屋の庭園(広縁から)

 

 目を引くのは、和風庭園の主役ともいえるクロマツです。門扉から玄関まで客人を誘導する敷石の脇に植えられていて、枝先は血管のようにこまかく伸び老樹の魅力が感じられます。また、季節の花々は、早春から夏にかけて、ウメ、サクラ、ツツジ、サツキ、サルスベリと続き、寒い季節になるとツバキを愛でることができます。いずれの花も一面を埋め尽くすように咲くのではなく、庭の一角でさりげなく咲いて、四季の移ろいを伝えます。

中の茶屋のクロマツ

 中の茶屋の1階・2階の和室は、2001年(平成13)から、長崎市出身の漫画家で、かっぱの絵で知られる清水崑(しみずこん)氏の展示館として利用されています。3,400点におよぶ原画を所蔵していて、不定期に展示替えしながら数十点ずつ作品を公開しているそうです。この夏は、かっぱの絵とともに、昭和時代の有名人の似顔絵が展示されていました。木造家屋とともに懐かしい昭和のムードにひたれるスポットでもあります。

 

 さて、「中の茶屋」を訪れたら、界隈にある神社にも足を運んでみませんか。個性的な歴史やゆかりを持つ3つの神社をご紹介します。ひとつめは、「中の茶屋」の下手に隣接する「梅園身代り天満宮」(長崎市丸山町)です。1700年(元禄13)の創建以来、丸山町の氏神様として親しまれてきました。かつては遊女たちもよく参拝に訪れたといわれています。

梅園身代わり天満宮鳥居

 「中の茶屋」から路地を南へ道なりに進むと「玉泉稲荷神社」(長崎市寄合町)があります。勧請の時期は17世紀半ばと推測され、神仏習合の時代にあって、こちらも長く神社と寺院が融合していたようです。明治元年の神仏分離令で稲荷神社に改称し、現在に至ります。そんな歴史があるせいか、どこか寺院のおもかげが残っているよう。拝殿まわりには、龍や象などカラフルな色を配した神獣が施されています。

玉泉神社の神獣

 最後は、「中の茶屋」から南東方向に丘を登ったところにある「八剣神社」(やつるぎじんじゃ:長崎市東小島町)。創建は、長崎が南蛮貿易港として開港(1571年)する少し前の1568年(永禄16)と伝えられ、2年後の2021年(令和3)には、創建450年を迎える長崎最古の神社です。氏子さんたちからは、「ヤツルギさん」と呼ばれ親しまれています。

八剣神社

 いずれの神社も地域の人々が大切にしている神社です。ルールやエチケットを守って、ご参拝ください。

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