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第586号【新春のシロハラとロウバイ】

2020.01.08

 年が明けて、はや1週間。どんなお正月を過ごされましたか。長崎の年末年始は、穏やかな天候に恵まれました。帰省者や初詣を終えた人々が街に繰り出すのを横目に、静かな市街地のはずれに出向けば、ジョウビタキやシロハラなど越冬のため大陸から渡ってきた野鳥との遭遇が相次ぎました。

令和2年1月の長崎

 

ジョウビタキ(雌)(鳴滝)

 近年の夏の猛暑に加え、この冬の西日本は、寒の入りしたいまも例年より高めの気温が続いています。自然界への影響が気になるところですが、おなじみの渡り鳥たちは例年どおりにやって来たようです。シロハラは、全長約24センチ。枯葉の中にいると紛れてしまう灰褐色の姿ですが、お腹部分だけ羽毛が白く、名前の由来になっています。繁殖地は、中国の東北部からロシア沿岸地方。10月頃、日本へ渡り来て、春にまた繁殖地へもどります。

枯葉とシロハラ(鳴滝)

 長崎の市街地で毎年シロハラを確認しているのは、県立鳴滝高等学校の庭園です。ここは、江戸時代には唐通事・彭城(さかき)家の別宅の庭園でした。現在は当時の面影を残しつつ、タイサンボクやオガタマノキ、クスノキ、マツなどが植えられ、小さな樹林の庭になっています。秋が深まるといつの間にかやって来たシロハラが、カソコソと枯葉を返しながら餌(昆虫)をとる様子を見かけます。

 

 このシロハラを、新年早々、別の場所でも確認できました。鳴滝から約1km離れた上西山町の松森神社です。境内を散策していると、梅の古木に留まっているところを発見。ささいなことには動じない性格のようで、ムクドリが目の前のクスノキの枝葉をザワザワと揺らしても知らんぷり。単独行動を好むというシロハラは、肝が据わった野鳥でもあるようです。

シロハラ(松森神社)

 渡り鳥シロハラを迎えた松森神社は、街なかにありながら豊かな緑に囲まれた神社です。境内では数本の大きなクスノキ(長崎市指定の天然記念物)がのびのびと枝葉を広げています。初詣に訪れた人々は、本殿まわりに植えられたロウバイ(蝋梅)を見るのが楽しみのひとつです。甘く清しい香りを放つロウバイの花は、毎年12月に開花し、1月上旬まで楽しむことができます。

松森神社の本殿

 ロウバイは中国原産の花木で、江戸時代初期に日本に伝えられたともいわれています。その名は、花びらが蝋のような光沢があることに由来します。122月の寒い時期に花を咲かせることから、中国では梅、水仙、山茶花とともに「雪中四友(せっちゅうしゆう)」のひとつとして尊ばれているそうです。

クリーム色のロウバイ(松森神社)

 松森神社のロウバイは2種類あるよう。花中央に赤紫色が見られ、花びらが細長くクリーム色をしているのは、原種に近いらしい。もう一種は、明るい黄色の丸い花びらで、本殿前の臥牛像の脇に植えられています。ロウバイの花言葉は「慈愛」。厳寒の時期、やさしい香りを漂わせる小さくて明るい花は、凍てつく心と身体を温めてくれます。ロウバイの花のように、慈愛に満ちた一年でありますように。

黄色のロウバイ(松森神社)

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