おいしい笑顔、長崎から
私たちの使命は、“おいしい笑顔”を追求することで、お客様の「幸せ」に貢献することです。
みろくやのコーポレートスローガンである「おいしい笑顔、長崎から。」にはその想いを込めています。
お客様に「おいしい笑顔」になっていただきたい。
「おいしいひと時を通して、あなたや、あなたと一緒に召し上がる方にホッとやさしい気持ちになっていただきたい。」
そんな想いを大切にして、長崎からおいしいちゃんぽん・皿うどんをお届けし続けています。

ちゃんぽんへの想い

ちゃんぽんは優しさから生まれた愛情料理です。私たちは“おいしく”て“栄養たっぷり”で“優しい”ちゃんぽんの魅力を長崎の地から発信し続けています。

皿うどんへの想い

皿うどんは一度に様々な食感や、香り、味を感じられる楽しい料理です。私たちはその楽しさとおいしさでお客様に喜んでいただきたいと考えています。

みろくやブログ

  • お客様の声

    いつも美味しくいただいています。パリパリの細麺にたっぷりのあんが絡み、食感の変化も楽しく最後まで飽きずに食べられます。特に野菜や海鮮が豊富で栄養バランスもいいのが魅力ですね。佐賀県 R・K様

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  • 第665号【ながさきの風薫る五月】

     緑の上を渡る風が心地よい季節です。畑の片隅に植えたユズやレモンが、小ぶりの白い花を咲かせています。その香りは控えめながら甘くさわやか。風に溶け込んで辺りに香りを届けていました。初夏めく日差しに誘われて中島川の眼鏡橋まで散策に出ると、観光客の姿はまばら。ゴールデンウィークの賑わいもひと段落ついたようです。  すがすがしい青空が気持ちいいこの時期。見上げれば、めずらしい出来事に遭遇するかもしれません。ゴールデンウィークがはじまったばかりの日曜日。「環水平(かんすいへい)アーク」という現象が南の空に出現していました。  「環水平アーク」とは、空に虹色の光のラインが見える現象です。春から夏(3〜9月)にかけて、太陽が高い位置にある昼前後に出現しやすいと言われています。発生メカニズムは、太陽光が雲の中に含まれる「氷の粒」に当たり、屈折することで起きます。太陽の下の方に水平なラインで出現するので、目撃しやすいです。雨上がりにアーチを描いて現れる「虹」ではないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、発生メカニズムが違うので区別されます。  また、「環水平アーク」は、雲の一部が虹色に色づいて見える「彩雲(さいうん)」と、見間違えられることがあります。「彩雲」は、太陽周辺の雲に起こる現象なので、別物になります。この日、長崎で見られた「環水平アーク」は、市内のあちらこちらから確認できました。よほど条件が揃っていたのか、1時間ぐらいは消えずに青空を彩っていました。  5月は、自然界が旺盛な生命力を発揮する季節。山の豊かな緑が目を引きますね。長崎の市街地を囲む玉園山(立山)や風頭山、そして稲佐山なども輝くような緑に覆われています。その山々をじっくり見渡すと、クスノキが多いことが分かります。この時期のクスノキは、若葉をたっぷり茂らせ、小さな花を多くつけます。遠目には、明るい黄緑色で、こんもりとした形をしているので、見分けがつきやすいのです。  居留地時代、諏訪神社のある玉園山(立山)に大きなクスノキが数十本も見られたことから、訪れた外国人らが「Mount of Camphor」(クスノキの山)と称えたというエピソードが伝えられています。  関東以西に分布するクスノキは、九州ではよく見かける樹木のひとつです。長崎では、公園などのシンボルツリーや街路樹としてもよく見かけます。また、寺社の御神木となっていることも多いです。樹齢を重ねた幹は、雄大な姿を見せます。長崎県内には、樹齢数百年という大きなクスノキが数多く見られます。県内でもっとも大きいクスノキとされる「大徳寺のクスノキ」(長崎市西小島)は推定樹齢800年です。  クスノキは、葉や材から防虫、除臭、医療品として使われる樟脳がとれることが知られています。18世紀のオランダとの貿易で、日本は出島から銀や銅とともに、樟脳も輸出しています。深掘りすればいろいろ出てくる長崎がらみのクスノキの話。また、いつかご紹介したいと思います。  ◎参考にした本:『長崎県の巨樹・名木』(長崎県樹木医会)、『長崎植物の歴史』(松林文作)

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  • お客様の声

    野菜もたっぷり食べられるちゃんぽんと皿うどんどちらも昔から大好きでした。友人のお土産で貴社の商品を初めていただきました。スープやあんの味が本当においしかったです。さっぱりした中にコクがあり最後までおいしかったです。麺も美味しい!!広島県 T・U様長崎旅行に行かれた方からお土産で頂きました(お土産選びナイス!)第一声は「おいしい(^^)」でした。麺・具材good。特にスープがおいしかったですラーメン食べたらスープ残している私ですが、めずらしく全部スープを飲みほしました富山県 T・T様

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  • 第664号【令和七年ながさきの春色】

     長崎の桜の開花は3月24日でした。その後、厳しい寒の戻りがあったことで、花がずいぶん長持ちしました。開花から2週間以上経ったいまは、花びらが舞い散る様子を楽しんでいるところです。それにしても近頃は、気温の変化が極端です。桜の季節が終わったらじきに夏めいて来るかもしれないので、いまのうちに春らしさを満喫しておこうと思います。  新年度がはじまり、この春から通勤や通学にJRの駅を利用するようになった方が大勢いらっしゃることでしょう。長崎駅界隈でも、やや緊張気味のフレッシュな顔ぶれが行き交っています。彼らは、これからいろいろな出会いや別れを経験するなかで、この駅舎が大切な思い出のひとつになっていくのだと、あらためて思うのでした。  新長崎駅舎が開業したのは5年前の春でした。その後、駅周辺にはホテルや新しい駅ビルが次々に建ち、整備がすすめられてきました。かつて旧駅舎前にあった高架橋広場はすでに撤去され、広いスペースが生まれていますが、この辺りはまだ工事が続いています。公表されている計画によると、多目的広場が設けられる予定です。樹木が植えられ緑を楽しめるエリアになるよう。いまからとても楽しみです。  寒の戻りが解けたあと、街へ散策に出ると小学校の校庭の桜が満開。花の向こうから子供達の楽しそうな声が聞こえてきました。また、中島川沿いの小さな公園では、桜が風にあおられ子供らが宙を舞う花びらをつかもうと、手のひらを広げて走り回っていました。その日の風は思いのほか強く、川沿いの柳の枝もしならせるほど。その枝に生えた若葉がとてもきれいでした。日本の「色」の世界では、やや白みをふくんだやわらかな印象の黄緑色を「柳色(やなぎいろ)」といいます。それは文字通り、柳の若葉の色。「桜色」とともに日本の春を代表する色だそうです。  長崎市役所の19階にある展望フロアにある「屋上庭園」でも素敵な春色との出会いがありました。スミレです。たぶん、庭園の芝生の土にスミレの種がまぎれていたと思われます。このスミレはいわゆるスミレ色(紫)のスミレでしたが、実は、この春、白いスミレとの出会いもありました。ブロック塀と道路との間に咲いていたのですが、真っ白というより、温かみのある乳白色の花びらです。図鑑で調べると、どうやら「アリアケスミレ」という種類に近いよう。ちなみに日本のスミレの種類は約60種類。それらを見分けるのはかなり難しいそうです。   春めく季節はやはり鮮やかな緑色に目が止まります。春野菜が並ぶ店頭で、ひときわ目をひいたのがアスパラガスです。長崎県のアスパラガスは、全国で4位の生産量。江戸時代にオランダ船が運んできたと伝えられる野菜のひとつです。この時期に出回るものは「春アスパラガス」と呼ばれ、色あい、香り、甘みがしっかりしているのが特長です。アスパラガスには、アミノ酸のひとつで疲労回復に効果があるとされるアスパラギン酸が豊富に含まれています。春の疲れに、アスパラガスをどうぞ。

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