おいしい笑顔、長崎から
私たちの使命は、“おいしい笑顔”を追求することで、お客様の「幸せ」に貢献することです。
みろくやのコーポレートスローガンである「おいしい笑顔、長崎から。」にはその想いを込めています。
お客様に「おいしい笑顔」になっていただきたい。
「おいしいひと時を通して、あなたや、あなたと一緒に召し上がる方にホッとやさしい気持ちになっていただきたい。」
そんな想いを大切にして、長崎からおいしいちゃんぽん・皿うどんをお届けし続けています。

ちゃんぽんへの想い

ちゃんぽんは優しさから生まれた愛情料理です。私たちは“おいしく”て“栄養たっぷり”で“優しい”ちゃんぽんの魅力を長崎の地から発信し続けています。

皿うどんへの想い

皿うどんは一度に様々な食感や、香り、味を感じられる楽しい料理です。私たちはその楽しさとおいしさでお客様に喜んでいただきたいと考えています。

みろくやブログ

  • 第670号【令和7年長崎くんちと幔幕の家紋】

     朝からシャギリの音色が長崎のまちに響き渡っています。きょうは、秋の大祭、「長崎くんち」の中日(なかび)。長崎市中心部には大勢の人々が繰り出して、くんちを楽しんでいます。  昨日は、「お下り」が行われ、諏訪神社からお旅所まで、諏訪・住吉・森崎の三基の御神輿の行列がまちを練り歩きました。沿道に詰めかけた大勢の人々の顔ぶれを見ると、高齢の方々がとても多い。いつだったか、地元の女性(当時85才)が、「私らが子どもの頃、くんちの日は、朝から小豆ご飯、お煮しめ、ざくろなますといったごちそうが出る。学校は午後から休みで、家に帰ると、新調した洋服を着せてもらって、まちに出るのさ。うれしかったね。いまでも、くんちがはじまると、その頃と同じようにワクワクする」と話していたのを思い出しました。  9月下旬まで、気温は連日30度を超えていましたが、10月に入るとさすがに過ごしやすくなってきました。とはいえ、30度に達する日もあり、残暑と秋のせめぎあいはまだ終わっていないようです。猛烈な暑さに見舞われたこの夏、長崎くんちの踊町(新橋町、諏訪町、新大工町、榎津町、西古川町、賑町)の方々の準備は本当にたいへんだったことでしょう。本番を間近に控えた10月3日には、使用する衣装や道具などを披露する「庭見世(にわみせ)」、続く4日には、踊町の演し物の仕上がりを町内の人に披露する「人数揃い(にぞろい)」が行われました。  両日とも雨に見舞われましたが、夕刻からはじまる庭見世のときは、雨が小康状態になり、傘をさしながらも大勢の見物客で賑わいました。「人数揃い」も、午後には雨があがり、本番に先駆けてすばらしい演し物が披露されていました。  さて、「長崎くんち」の期間中、踊町の家々や店舗の入り口には、家紋を染め抜いた幔幕(まんまく)が張られます。家紋の意味を知ると、くんち見物でまちに出たとき、ちょっとした楽しみが増えます。幔幕の家紋をいくつかご紹介します。  梅の花をモチーフにした「丸に梅鉢」。梅は、春のおとずれを告げる花。学問の神様、菅原道真が梅を好んだことに由来し、学業成就の願いが込められた紋です。蔦(つた)の葉をモチーフにした「丸に蔦」。蔦は繁殖力が強い植物。子孫繁栄の願いが込められています。矢をデザインした「丸に違い矢」。矢を用いた紋には、尚武的な意味合いがあるそうです。あおぐことで風を起こす扇をデザインした「三つ扇」。折りたたまれた扇を開くと、縁起のいい末広がりの形に。子孫繁栄の願いも表します。  日本の家紋の種類は、一説には2万以上もあるとか。そのモチーフになるのは、天文、植物、器材、建造物、文字などで、どれも簡潔で美しい図柄にデザインされています。家紋は戦国時代、あるいはもっと前から伝わるものもありますが、明治以降、国民全てが苗字を名のることができるようになったとき、家紋も自由に使用されたことで、その数がぐんと増えたそうです。いずれにしても、家紋を通して、ご先祖様の思いを知ることができます。秋の夜長、我が家の家紋について調べてみませんか?  ◎参考にした本『正しい紋帖』(古沢恒敏 編/金園社)        『日本の家紋大辞典』(森本勇矢 著/日本実業出版社)

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  • お客様の声

    義理のお母さんの帰省時にリクエストして買ってきてもらいました。スーパーで売っているちゃんぽんよりも具沢山で麺がもちもちしているので大好きです。スープも強すぎず、ゴクゴク飲めてしまうくらい、まろやかでお気に入りです。神奈川県 K・E様

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  • 第669号【長崎9月の花と月】

     サルスベリが気温30℃を超える猛暑のなか、元気に花を咲かせています。9月も中旬に入りましたが、この先1週間は、30℃以上の厳しい暑さが続くという予報です。それでも、季節は確実にすすんでいて、夜には秋の虫の鳴き声が聞こえ、風もひんやりとしたものが混じるようになりました。空を見上げれば、夏雲と秋雲が拮抗。ささやかでも、秋の気配を感じると安堵しますね。  中島川で、この暑さのなか、大いに繁殖している花がありました。キキョウに似た青紫色の花で「ヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草)」という植物です。メキシコ原産の帰化植物で、名は、細長い葉の形が柳の葉に似ていることに由来。「ルイラ」は学名の「Ruellia(ルイラ属)」からきているそうです。可憐な見た目ですが、地域によっては駆除の対象になるほど繁殖力が強い植物。気付けば、側溝やアスファルトの割れ目、ブロック塀の根元などそこかしこで花を咲かせていました。  さて、屋外の厳しい環境のなかでたくましく花を咲かせる植物がいる一方で、人間に大切に育てられて魅力的な花を咲かせるものもいます。長崎県庁のロビーで地元の花農家の方々が栽培した菊が展示されていました。菊といえば、仏花のイメージが強いのですが、そこにあった菊は、どれも個性的な魅力を放ち、お祝いの花束や華やかな催しの花活けにも合うような美しさでした。ちなみに長崎県の菊は、全国5位の産出量。若手の花農家の方々が、がんばっているそうです。  菊(栽培種)は、奈良時代に大陸から渡ってきた植物です。優れた薬効があり不老長寿のシンボルとされていました。同じく中国に起源を持つ9月9日の「重陽(ちょうよう)の節句」は、「菊の節句」とも呼ばれ、不老長寿を願って菊の花を浮かべた「菊酒」を飲む風習があります。また、江戸時代に菊の栽培が流行った時期には、新しい品種を作り、その姿形を競い合ったそう。菊のシーズンである秋は、鉢植えや形造りの菊を並べた「菊見の会」があちらこちらで催されました。現代にも引き継がれている光景です。  さて、話題は「菊」から、「月」へ。9月8日の皆既月食はご覧になられましたか?皆既月食とは、太陽と地球と月が一直線に並び、満月が地球の影に完全に覆われてしまう現象のことです。今回、日本で見られたのは、およそ3年ぶり。その日の長崎の夜空は曇りがちで、わずかな雲の切れ間に期待して待っていましたが、睡魔には勝てませんでした。画像は月が欠けはじめる前の満月と、欠けはじめて30分ほど経ったとき(午前2時頃)の部分月食です。次に日本で見られる皆既月食は、意外にもすぐで、来年3月3日。壮大な天体ショーは、いい気分転換になります。どうぞ、お楽しみに。  おまけ画像です。虫食いの跡が笑顔に見えるサクラの枯葉を、散歩中に偶然、見つけました。小さなハッピーのおすそ分け。  ◎参考にした本 「ビジュアル・ワイド 江戸時代館」(小学館)

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  • お客様の声

    長崎の知人宅で食べておいしさにびっくり空港で売っているというので買い求めました。自宅でこんなに簡単に調理できると知って驚きです。我が家で作ると野菜嫌いの子どもも食の細い高齢の母も完食でした。おいしかった~!!!常温で保存できる点がすばらしいです大阪府 K・T様長崎の義母が送ってくれました。家庭でも手軽に本格的なちゃんぽんが楽しめて嬉しいです。具もついているので冷蔵庫になにもないときにも重宝します。キャベツやもやしでボリュームUPして出すと主人も喜びます!大阪府 M・N様

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